みんなグラトリやってるし、グラトリ板ほしい!・・・という事で、買ってみた
試乗だけじゃなく身銭を切って011 Artistic / X FLY SPINを購入し乗ってみた感想です。
011 Artistic / X FLY SPIN 151


(カタログリンク)
この板がお勧めな方:
以下をメインに滑るなら
グラトリ!特にプレス系をやりたい!
シーズンインから春雪までしっかり走る板じゃないと嫌!
そんな方にオススメの板です
特徴
きめ細かい板の設定は流石011
- ノーズからテールに掛けてX字に入ったPE材が捻じれ易いけど、反発出してくれる
- まぁ軽い。2.5㎏しかない。国産でもかなり軽量な板
- 板の裏側ソール面はフラットじゃなくて、船底形状に沿ってるから、逆エッジし難い
- エッジの角度も最初からある程度角度を出してくれている。ビベリング済み
- グラファイトソールなので、春先の湿雪でも超走る
- ノーズからテールに掛けてM字の形をしたダブルキャンバーなので、
バインを後ろ側にセットすればパウダーもある程度こなせる
いい所
以下の滑り方がメインの人向けの板です
- 絶対グラトリ上手くなりたいんや!柔らかくて曲げやすい板がええんや!
とにかく柔らかい。初心者が乗ってもOK.板を曲げやすい⇒板の操作を覚えやすい
当然上級者が乗っても最高すぎる
この板は得意じゃないけど、
全然いけるのは
- めっちゃ柔らかいからジブでスタイル出しやすい
- めっちゃ柔らかいからWキャンの特性使ってパウダーに突っ込む
- Wキャンなので、板を立てるとしっかり感でカービング出来る
ダブルキャンバーのカービングはやっぱりこれですね
弱い所
- カービングの高速域だと柔らかすぎてバタつく
ですね
高速域だと、ノーズが「ブルブルブルブル!!!」って振動しながら叫んでます
板の重さ
私は174cmの65-70kg、足は26cm前後で151に乗ってました。
板の重さは約2.4kg(ギアの重さ参考リンク)
初めて持った時に感動する軽さでした。板も薄くしているのか、ビスの底付き対策のプレートも付属してます。
軽さのメリットはやはり板の操作のし易さに直結しますし、
リフト上での足に掛かる負担も軽減してくれます。
対して重さのメリットがないので、荒れたバーンや高速域のデメリットは書いた通り
乗り比べ
・柔らかいダブルキャンバー
やっぱりFNTCのTNT Rが比較に上がりそうです。
あちらは重さを測る前に売ってしまったのですが、軽さはこちらの方が軽いですね。
なによりTNT Rは初心者の方が手を出しやすい値段帯ですが、
安い理由は板の裏側のソールがエクストルードでワックスが入りにくく、抜けやすい。
⇒春雪は走りにくいソールなので安い。
とはいえ、ハニカムコアが入っていたりして、あの値段は凄いなぁ・・・と。
ただ、みんな持ってるから、人と被りやすいのがTNT Rのデメリット。
キャンバーのTNT Cかうなら・・・他のキャンバー板でよくね?とは思っちゃいます。
同FNTCの板、SOTやCATがTNTより高いのはソールの違いなどですね。
初心者の方ならTNT Rの値段は魅力的で、選択は間違いではないと思います。
しかし、011のX Fly spinはTNT Rの完全上位互換。
上級者まで楽しめるので、長い間あそぶなら011を。
うまくなる最短距離を選ぶことが出来ると思います。
TNT Rを滑ってから、うまくなってX fly spin・・・悪くはないですが、
ダブルキャンバーからダブルキャンバーなので、
乗り味の違いが少しわかりにくい。
一発目から011のX fly SPINを選ぶ方がおすすめです。
私は早々にTNT Rを手放したのも、011の方が値段通り良い板だったから。

種類
主には長さ違いで、
- 138cm
- 141cm
- 144cm
- 148cm
- 149cm
- 150cm
- 151cm
- 152cm
- 153cm
- 154cm
- 155cm
とメンズサイズの148cm以降は、1㎝刻みでラインアップされています。
それだけ売れているし、011の自身がある証拠が伺えます
まとめ
とにかくこれからグラトリを始めたい人には、強くお勧めしたい。
弾き系ではなく、プレス系を得意とする011 X fly spin。
リセールもメルカリで、
新しいモデル(表面デッキにラメ無し)は5万前後
古いモデル(表面デッキにラメ有り)は3万前後 です