WRX mk-S、mk‐T持っていると、どうしても気になるのがWRX snowboard Mk-W
身銭を切って購入してみた
WRX snowboard / Mk-W
(出典:カタログリンク)
この板がお勧めな方:
かなりピーキーな板です
すでに色んな板を乗り慣れている方がおすすめです
WRXのMk-SやMk-Tを乗って、より板を立てたい方や
DRの55Wとかワイドボードに乗り慣れて、Wキャンの操作感を味わいたい人
カービングもキッカーも行きたい人とか…めっちゃ楽しい板だけど、めっちゃピーキー
でも乗れる技量を持ってたら最高にシーズンが楽しくなります
そんな方向けです。
逆に初めての板で選ぶと、いろいろ難しいのでMk-SやMk-T、それ以外の板ブランドの旗艦板を買ってからの方がお勧めです。(RT7やDOAとか…)
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特徴
- ワイドボードで動きがもっさりしてる
- ダブルキャンバーで面が多い分、プレスの安定が凄い
- オガサカ特有のプレートが足下にあるけど、WRX独自の鬼の角みたいなプレートがいい
ノーズのバタつきを、この独自プレートが耐えて切れを出してくれてる感じがします - ワイドな分、ターンのエッジの切り替えは遅くて重い感じ
- 柔らかいバインはトリック寄り、硬いバインはカービング寄りで両方合わせやすい
- バインはミニディスクより、レギュラーディスクの方が相性は良いかも
(トーションが掛けやすい) - ソールはグラファイトソールでしっかり走る
- ディレクショナルツインで、バインのディスクネジをノーズにずらせばツインの板に
板がワイドな分、ミニディスクのバインより、普通のレギュラーディスクの方がトーションとか使い易い感じがします。
小学生の頃の”ものさし”/”定規”を板に見立てて、
親指と人差し指で挟んでねじるのと、
しっかり握るようにしてつかんでねじる場合、後者の方がねじりやすいです
バインのディスクが大きい方が、上記のねじり易さに繋がります
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いい所
以下の滑り方がメインの人はこの板一本で対応出来ちゃうコスパのいい板です
- ラントリ ⇒ラントリ特化ボード
- グラトリ ⇒Wキャンバーでグラトリも出来る
- カービング⇒高速域でもばたつかない
- キッカー ⇒板の面が多い分、着地の安定が凄い
この板は得意じゃないけど、
全然いけるのは
- パウダーもセットバックすれば行ける!
弱い所
- ジブ ⇒BOXもレールも行けるけど、他の板で良いかも・・・
- 地形 ⇒狭いエントリーとかはちょっとシンドイかも
ですね
パウダーもセットバックすると全然いけます!
ただ、Wキャンバーの真ん中を撓ます(たわます)事が難しくなるので、圧雪バーン(コース)に戻った時、セットバックのままだと滑りにくいですね。Mk-Tとそこは同じです
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板の重さ
私は174cmの65-70kg、足は26cm前後
板の重さ153が 2826 g
リフト上での重さは少し感じますね
滑走中はエッジの切り替えが遠いのはありますが、重さはそんなにです
乗るならトリックメインで150か、カービングメインで156がお勧めです
153はどっちつかずかも…
他の板の重さは参考にこちら
乗り比べ
ラントリ特化で言えば、BC StreamのBRAH。
シーズンオフ中に手に入れたので、22-23で遊んで乗り比べましたが、
Mk-Sに対して、板の端まで乗れるのがBRAHでしたね
23-24でBRAHは対Mk-W様にワイド化、フレックスバランス変更なので目が離せない…
カービングメインなら、Mk-S
トリックメインなら、Mk-T
両方乗り慣れて、ピーキーな板で遊びたいなら、Mk-W
カービング、トリック以外にも地形や山全体を遊びたいならBRAHですね
種類
主には長さ違いで、
- 144cm
- 150cm
- 153cm
- 156cm
太文字下線までがレディース用。
22-23以降はデザインは変わらず、ロゴの色が違うような感じです。
まとめ
もっとエグイカービング、板を立てたい人
プレスで板をぶん回したい人、今以上のカービングを攻めてみたい人
ピーキーな板が好きな人向けに
初心者や初めて買う一本目の板にはオススメしにくい板・・・かもです
もちろん乗りこなしてレベルアップを目指すのもあり!
ただ2本目の板とか、既に乗りこなしてる人と一緒に滑ってアドバイス受けるのを推奨です
でも乗れるようになった先は、めっちゃ面白い世界が待ってる板です
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