BC stream DR 62W 買ってみた
パウダーボードが欲しい!と悩んでいると、
「カービング好きだし、BCのDRで良いんじゃね?」・・・という事で、
試乗だけじゃなく身銭を切ってBC stream DR 55Wと62Wを購入し乗ってみた感想です。
※55Wは乗り比べて手放しました
BC stream / DR 62W
(出典:カタログリンク)
この板がお勧めな方:
私は174cmの65-70kg、足は26cm前後
以下をメインに滑るならこれ一本で済む万能板です
パウダーに圧雪カービング、春のシャバ雪カービング
カービング板とパウダーボードを1枚に纏めたい・・・という方に最適解の板です
特徴
- A:板の前側の幅が広く、後ろ側が細い≒テーパード
- B:ノーズが柔らかい
- ノーズが柔らかくテーパードだから、ノーズが雪面に噛むと食い込んでいってくれる
テールはしっかりしてて、ターンの抜けが気持ちいい - ワイドボードで、板を立ててもブーツが雪面に当たらない≒ドラグせずエッジが抜けない
- 55Wと62Wはピンノーズだから、パウダーでも雪を左右に掻き分けて視界確保される
- 55Wはしならせ難いのでカービングが難しい。62Wの方が簡単
ラマさんの滑り見てたらほしくなります
いい所
以下の滑り方がメインの人はこの板一本で対応出来ちゃうコスパのいい板です
- カービング ⇒ワイドボードなので、ドラグしないテーパード
- パウダー ⇒ピンノーズでワイドボードだから浮力が出やすい
降った日はパウダーボードとして、
降ってない日はバーンをカービングで気持ち良くなれる板
この板は得意じゃないけど、
全然いけるのは
- バタープレス(ノーズは全然のれる)
弱い所
- スピン系のグラトリ
- テールではじく系/プレス系のグラトリ
- BOXやレール
- キッカー
ですね
板の重さ
私は174cmの65-70kg、足は26cm前後で62Wと55Wに乗ってました。
板の重さ(62W)は約2.8kg(ギアの重さ参考リンク)
見た目や長さの割には軽い!
⇒最軽量は011のX Fly SPIN / CAPITAのULTRA FEARが約2.5kg
乗り比べ
やっぱり気になるのは55Wと62W
55Wも買って乗ったのですが
・板が短い分、ターン中に板を曲げるのが難しい
・62Wより55Wの方がワイドで更に曲げ難さがある
ラマさん(平間和徳さん)の滑りから55Wも買ったのですが、まぁムズイ。
しっかり撓ませる事をイメージしないと噛みずらかったです。
ここら辺が、マニュアル感、前後移動で乗る位置を探す・・・といった所なんでしょうか
それに比べて62Wは超簡単。
板を曲げてターンするので、長い方がたわませ易い≒ターンし易い
このポンチ絵の通りです。長い方が曲げやすいですよね?
ちなみに、SalomonのHPS TAKA 161と重ねると、アウトラインがほぼ同じ・・・
またレビューしてみます
種類
DRも種類があります。主には長さ違いで、
- 150cm(レディース)
- 156cm
- 161cm
- 162cm / ピンノーズ
- 155cm / ピンノーズ / ワイド
- 162cm / ピンノーズ / ワイド
- 157cm / スクエアヘッド
とラインアップされています。技量があるなら短めを。
以外の方なら、どれを選んでもOKです。
まとめ
パウダーもカービングも極上の快感を1本にまとめたい・・・そんな方に最適な板です。
リセールもメルカリで6.5~8.5万円で売買されています。
21-22シーズンのようにパウダーに恵まれる季節でも
20-21の様な暖冬のシャバ雪でも問題なく楽しめる
板を一本に絞って所持するなら最適解です