お疲れ様です。すとらぐるです。
盆休みと在宅勤務で夏らしさを全く実感しない年になりました。
そんな去年後半からの習慣で、
自分の人生をより良くする為に読書をはじめ、視野が広がってきたのはいいけど
読みたい本が増えすぎ、積本が増える一方・・・
そもそもビジネス本はどう読めばいいのだろう?
成功するビジネスマンは月9冊の本を読んでいるが、どうすればその物量をこなせるのだろう?
そんな疑問や読書効率を上げる為に手に取ったのが本書「レバレッジ・リーディング」
これからビジネス本を多く読み、自己成長、人生を加速させたい読書入門者必読の書です!
速読ではなく、多読のススメ が本書の肝の部分です。
ではその本から、私すとらぐるの抽出事項に行ってみます!
ビジネス本の読み方 / レバレッジリーディング
この本は経営コンサル会社を経営し、資本、経営参加をされている本田直之さんの書かれた本。
ビジネス本とは成功者の体験を数時間で疑似体験するもので、もしその成功者と話す機会があったとして、
- 同じ時間から得られるメリットは幾らか?
- 逆にその成功者はあなたと話す時間で幾ら稼ぐことができるか?
- そうなると成功者に会って話す機会の貴重さ、逆に読書の単位時間当たりのコストパフォーマンスの高さは非常に良い
ビジネス本を読むという事は、実際会って話すほどの効率はないものの、著者の追体験を数時間で体験/学べるものである。
要は、たった数時間で成功/失敗を学び、自身の行動に移せば人生を加速させることは可能。
しかもビジネス本は1000円から高くて3000円なので、株でレバレッジを効かすより、よっぽど低リスク/低コストで自身への投資=自己投資が可能になるもの。
また、今まで知らなかったのですが、レバレッジとは「てこ」の事。
読書による効果とは、
労力に対して10の成功か100の成功かを得られるか?
その労力にレバレッジを意識しているかの有無が出る!
難しく考えず、本書ではビジネス本を読み、それを実践でどう活用するか?でレバレッジを効かす と説いています。
本の経験談から、時間や労力を試行錯誤に使うのではなく、結果を出すために使う。
そうする事で自分の人生をブーストさせる事を説いています。
著者の本田直之は「年間400冊は読み、1~4冊/日」の読書量をこなしている、そこから抽出されたビジネス本を多読するHow to 本
ビジネス本を如何に量を読むか?を説いた本
成功したビジネスマンは月平均9冊を読むと聞いたことがある。
そこがゴールではないが、習慣化する為に難易度を下げるための本になります。
※日本人20~30代のビジネスマンは「1か月平均0.26冊」
これに対して、やっぱり9冊は読みたいところですが、やはり時間がかかってしまうのが私です。
(現状の私「すとらぐる」は、0.5冊/月くらい・・・)
1:ビジネス書の多読とは何か?
速読ではなく多読。
よく速読は早く読めるようになるだけで、理解できない本の箇所はそのままである。
スポーツの様に、1分で何万時を読む といった具合。
深く読む事には向いていないのが速読。
ここから脱するためには、インプットを強化してもアウトプットをやらなければ意味がない。
本田直之さん曰く、
「本を読まないビジネスパーソンは、練習しないでいきなり試合に臨むスポーツ選手と同じ。」
練習すればするほど上達するように、読めば読むほど実践に使えるベースが貯まる。
まずビジネス本を読む最初は、その本から得たい知識を事前に決めておく。
そうすることで難解なビジネス本でも必要な個所だけ目に留まるようになるし、
関係のない箇所、興味のない箇所を読み、時間の無駄や退屈に悩まされることは減る。
また類似のジャンルの本を数冊は読む。
そうする事で、多読が効き病院のセカンドオピニオンと同じで
類似の多数の本から自分の考えを導き出す。⇔一冊の本なら偏った考え方になるリスクがある。
2:本探しは投資物件選び
まず上記でも挙げたように、
- 「目的を明確にする」。
自分の現状の課題は何か?⇒今、自分にはどんな本が必要か?
これは
ハワイに行くならハワイのガイドブックを買うのと同じ。 - 「自分にとって優しくて読みやすい本を選べ」。
2000円の本より1000円の本。
難しい本≠高尚 という事。難しい本が必ずしも自分に合致した物でも無い。
難解な本であっても自分の課題に合致しているなら、必要な個所は抽出は出来る。
(※気になる点であれば、自然とその記載箇所は目がとまる)
高額な賃貸物件が自身のライフサイクルに合致しないのと同じ。 - 身近なテーマから選ぶ
私「すとらぐる」と同じで、どんどん本を読みたくなる。
でも名著だから・・・とか、他のインフルエンサーが読むべきといっていたから・・・
となると、気が付けば自身の課題とは縁遠い本を手に取ってしまっている。
飽くまで自身の現状困っている/興味のある課題解決の本を読むべき。 - 簡単な方法はアマゾンで目的に合致した本をランキング上位から探す
これは私「すとらぐる」の方法。リアル書店で本を探すのも直ぐ中身や目次を確認できるメリットはあるけど、気になる課題に合致した本をAmzonで検索し、上位順から選ぶのもよい
3:1日1冊ビジネス書を戦略的に読破する
本は自腹で買う。
サンクコスト(使ってしまった金額の元を取り返そうとする心理)を使い、
しかりお金を使った本の代金を回収する。
書き込みまくりボロボロに使い倒せるのは自分の金で買った本のみ。
学生の頃も、
きれいな教科書より、使い倒した教科書の方が学習レベルは高かった感じと似てますよね。
イリング㈱柳井正さんは目次とあとがきを読んで自分に役立つと判断すれば、読んで役立つところをメモする。らしいです。このメモが本書で最後にもまとめていた、「自身の行動に反映すべき項目」になります。重要です!
- 目的を明確にする
これをすることで、本の中のどうでもよい部分は飛ばし、必要な個所は目に留まるようになる。
事前に本を読む前に「この本から得たいことは何か?」を簡単に書いて(携帯のメモでも)おくとよい - 読書環境と習慣化
自分に合った読書環境を見つける。
集中できる環境でもよい。隙間時間を使うのもよい。
習慣化は決まった時間を確保するように行うこと - 時間制限を行う
制限を設けないと不要な個所も読み込んでしまう。 - 80対20の法則
本の16%のページ数で良い。
要は、80対20の法則から、書籍の中の重要ページは20%。
その20%を抽出し、更に行動につなげる80%(≒20%×0.8)の16%を抽出する様に注力する - ダメな本はすぐ捨てる
私なんかはAmazon videoでも面白くない映画を最後まで見ることが無いように、
本も「無い」と思ったら切ってしまう。損切り重要です。 - 本のストックを切らさない
上記で損切りした場合、手持ち無沙汰にもなるし、ストックしている本を読む - 読んだ本を資産に変える
本は汚す。気になるところに気づきやメモ書きをする。
気になったところは角を折ってしまう。ポストイットもあり。線を引いてもいい。
「自分ならどうするか?」を書き込みまくる
4:読んだままで終わらせるな
こうやって「80対20の法則」から16%を抽出し、
メモをしていったモノを更に圧縮しA4にまとめて、
1枚の行動に反映するメモ≒オリジナルの本を作る。
そして定期で読み返し行動とフィードバックをする事でレバレッジ≒てこ が効いた読書法が確立されます。
まとめ
今まで読書習慣がなかったので、ついつい読み込み「本を読む」事に注力してしまっていました。
でも、その本から「読みたい」を満足させる事が目的ではなく、「学び行動に反映させたい」が本当にやりたいことのはず。
本を読む前に
- 学びたいことを一行メモ書きする。
- 目次を見て、必要項目をざっと目を通す。
- 読んでいるうちに自分の欲していた箇所は目に留まり、更にメモ書きをしていく。
- 次にそのメモから自分の行動に落とし込んでいく。
(全体から16%抽出できれば良いと決めて、時間も制限を設けたうえでどんどん読んでいく)
本書にはもっと詳しく「レバレッジ」を効かせた方法が書かれています。
ページ数も200ページと厚みの割には少なく、さくさく読める本でした。
これがビジネス本の読み方。
これからもっと自分の人生をやりたいことに向けてブーストさせられる!
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