読了

読了:捨て本 堀江貴文

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子供のころ、外で遊んではガラクタを見つけて収集していました。
社会人になってからも経済的に余裕が出てくるので、やれ漫画であったりPCパーツであったり、最新ガジェットなどを買い、所有欲を満たして仕事のストレスを発散していました。

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当然ある日気が付きます「置き場所がない」
私は製造業の開発部に所属しています。
もう日本で製造しても労務費が嵩むので新興国での製造となっています。
月に2度ほど新興国にいくのですが、「いつになったらこっちに来てくれる?」と言われることもしばしば。

となると今の私物を持っていくわけにもいかず、処分するにも労力もかかります。
そこで今までの所有欲の結果が邪魔モノと化しました。

この本は上記の私の状況を解決するための「断捨離How to」ではありません。

自分の「軸」が定まった人ならば、この本を読めば、更にその「軸」にそった生き方が加速するような内容です。

所有欲を満たすために収集したもの。大半は購入時の喜びでピークを迎えます。
移行何度その購入物を使うか?そういわれると確かに使用頻度はほぼ購入時のみ。
ましてや収集癖があればモノの数は膨れ上がり、それを一つ一つ使っていては時間なんて到底たりなくなる。買う無駄。置き場の無駄。それを使う時間の無駄。本当に必要なものなら生活に支障が出るはず。出ないなら無駄と思います。

それは人でさえもです。
これは私の生き方でもあるのですが、幼稚園/小学生/中学生/高校生と、
その時代の友達と今でも付き合いがあるのかというと、もはや全くありません。
私も当時とはずいぶん容姿も考え方も変わっています。当然過去の友達とも。変わらずずっと仲が良いというのは、過去より成長、変化のない人間同士の付き合いでありえないと共感します。

上記で挙げた海外赴任のケースも、今の持ち物の処分に恐らく私は困るでしょう。
今は独身ですが、もし結婚し家を建てた場合どうするのか?そういったところから私は賃貸派です。「家を建てれば一人前」とはかけらも思いません。

今の経済状況から、自社の動向が一変するなど十分あり得る話で、ローンが払えなくなれば完全な負債になり、ましてや文字通り動かせない「不動産」は足かせになります。

本当に自分に必要なもの。これからの自分に必要なもの。

本では体験とあります。またシェアリングも2019年の今では浸透しつつあります。

体験が経験し、不要なものは持たないほうが行動に制約がかからず、多種の経験を積むことが可能。

これこそが先に挙げた「軸」にそった生き方が加速する と思った経緯です。

大晦日の大掃除で断捨離を毎年行うなら、何より捨てることへの認識を高めれば

来年はさらによりよい体験/生活が望めませんか?