こんにちは、すとらぐる です。
AI技術を身につけようとR言語やPythonに触れ始めたのですが、
より効率的な勉強法を探し、「超・自習法」にたどり着いたので紹介です。
ULTRA LEARNING 超・自習法
こんな人におすすめ
「超・自習法」ですが、
- 資格習得
- 自主勉強
- テスト勉強
- プログラミング
- 勉強のやる気
- 暗記の効率
などこういった、スキル習得に関して困りごとを持った人向けの方法になります。
資格取得に頑張ている人、テスト勉強前に人、副業でスキルを身につけたい人など良い対象になると思います。
ウルトララーニングとは?
ウルトララーニングは「短期間でスキルを身につける方法」です。
混同しがちですが「楽に身につける方法」ではないです。
努力する必要はある。しかしその対価として
- MITのオンラインで公開されている授業でテストに合格する
- 雑学クイズ番組で優勝するまで知識の幅を拡げられる
- 新しい言語を最短で身につける
ウルトララーニングを実行する価値
ウルトララーニングとは「自己管理的かつ集中的なスキルや知識を習得する為の戦略」
・飽くまで戦略であって唯一の方法ではない
・自己管理的
自ら「何を学ぶのか?」「なぜ学ぶのか?」を自身で決める必要があります。
・集中的に行う辛さが伴うのがウルトララーニング
になります。
また学習していると↑で決めた事をよく忘れるので、
A4用紙とかに大きな字で書いて、目につく所(壁とか)に貼っておくと良いでしょう。
飽くまで「そのスキルを身につけやりたいことがある」などの欲求や、
「そのスキルを身につければこんな事が出来そう!」といった
ポジティブな思考にマッチした方法です。
対照なのが
「義務教育で興味もない学科を受ける」ことです。
例えば「興味のない授業を受けていた時の退屈さ」を経験したことはありませんか?
そういったモノって身に付きませんよね?
なので
「そのスキルを身につけやりたいことがある」
「そのスキルを身につければこんな事が出来そう!」という欲求が大事になります。
なので
「何を学ぶのか?」「なぜ学ぶのか?」を決めて、目につく所に書き出して貼っておきましょう
※携帯の壁紙もあり
楽な方法ではないが、身につければスキル習得が早くなり、人生の可能性が拡がる
- 仕事でフルタイムで働いていると時間の確保は難しい。しかしこれは違う。短期間で可能。
- 投資に似ていて、初期は投資額が負担になるが、ゆくゆく大きなリターンとして自分に利益がもたらされる
- スキルを必要とする職種は残るが、簡素なスキルは新興国に移るので、先進国に身を置くのならば新たなスキルを習得しなければ仕事に就けない
- ウルトララーニングを身につければ、大学に通うコストも抑えられる。大学は卒業してもそこで学んだ内容が卒業時やたった数年で古い知識になるリスクがある。
- この時短をもたらすウルトララーニングは「強い意志」ではなく、「強い欲求やビジョン、好奇心」から挑むことができる
(逆に興味のない科目で、よい成績をあげるには向いていない)
この学習法を身につける事でスキル習得が早くなる。
なので初めに身につけるスキル以降はより容易に学習が可能になる。
よって次のスキル、またその次のスキルと自身の能力/スキルをより多く身につけ、人生の選択肢の幅を持つことが期待できます。
実行するための必要要件:時間を見つける
- パートタイムでのプロジェクト(学習計画)など、決まった時間の確保や隙間時間をみつけて日々数時間/数分だけ取り組む
⇒直記憶するならこういった分散した時間で臨むと効果が高い
⇒逆に一夜漬けは長期記憶には残らない - 長期休暇中に実行する
- すでに行っている学習の取り組みにつかう
時短のスキル習得法な「超・自習法」ですが、無時間で可能なわけではないです。
隙間時間での勉強や、長期休暇の活用、今の学習習慣に取り入れることが前提です。
記憶の定着を強固にするには、時間分散による記憶への定着が有効です。
ウルトララーニングの実践方法/ウルトララーナーになる方法
目標に向かうだけではなく、自分がどこまで行けるのか?の挑戦意欲を持つ
大きく分けて9つのSTEPに分かれます。
メタ学習/準備
- 「なぜ」スキルを習得したいか理由を書き出す。
⇒理由が明確であれば焦点を絞り習得時間が短縮できる - 「何を」達成レベルを明確にする。それに必要な知識や能力は何か?を書き出す。
数学の合格点が欲しくて、東大の数学の研究論文まで見る必要はない
英語が話せるようになりたくても、海外のTVレポーターレベルは必要ない
また以下の3つに分けると更に障害を乗り越えやすくなる
概論
有効な活用をするために、柔軟な形で理解しておく必要のある考え方
事実
記憶しておくべきもの。覚えておくだけで十分な情報など
行動
練習に必要なこと
これらの1+2+3から、自分の学習について、「どこがボトルネックになるか?」を把握し
時間のリソース配分を考えれば、より時間短縮の効率化が期待できる。
プログラミングの学習をしている私に上記にの3つを当て嵌めると
- 行動:for文でつまずいたので、そこに時間配分を多めにとったりなど
- 事実:PythonはAIなどの機械学習やRPAなどの事務作業のロボット化。
メタ学習とは?
メタ学習とは「学習のための学習」。なんのこっちゃ・・・ですが、
例えば漢字を学ぶとして「火」という字は「Fire」を意味し、「燃える」は「火」がつくりとして構成に加えられており、「燃える」と「火」は関連する文字/意味・・・といった基本や構造を学習するのがメタ学習です
メタ学習は学習計画に対して、どれくらい割くべきか?
本書では10%と書いてます。海外旅行で現地言語を話す事を目標に、
日々4時間の勉強で6か月の学習期間を予定している場合、4時間×6か月=100時間
なら10%の10時間を、このメタ学習計画に使おうという目安です
また目安なので、学習を始めた時、誤りや修正があるなら、再度計画しなおすことも大事です
こういった計画になれると、以降別のスキル習得にも「ポイント」を見抜く力が育つので
より効率的にスキル習得が可能になります。
この方法、学校教育の様な「一つのやり方を全員に当てはめる」学習方法ではなく、
自分に最適化された学習方法を自ら計画するので時短につながるという側面もあります。
集中/ナイフを研ぎ澄ます
学習には集中/集中力が必要です。
それらを3つのカテゴリー「集中の開始」「集中の維持」「品質の最適化」に分けて確保しましょう
集中の開始
集中の開始に最も邪魔なのが「先延ばし」です。私も仕事から家に帰るなり、勉強するはずが
Youtubeのおすすめ動画連鎖地獄から抜け出せず、気が付いたら時間だけが過ぎてる・・・
なんて事もよくあります。
こういった「先延ばし」の理由は
- 何か別のことをやりたい欲求がある
- その行動自体に嫌悪感がある
これらに大別されるそうです。(自分の場合は後者か・・・)
これらに対して有効なアプローチが
- 5分だけやってみる
- 25分だけやって、5分休憩する
確かに、仕事でもやる気がないときに、
「もう帰りたいけど、5分だけやって必要データだけ集めておこう」とやり始めると、
結構できたりしちゃいます(゚д゚)
集中の維持
気が散ってしまわないようにする事がポイント。逆に気が散るポイントは
- 周囲の環境:ケータイは切った?音楽は掛かっていない?なぜ図書館では集中できるのか?
- 作業自体:以降の「直接性」に欠ける、「フィードバック」がない場合
- 自分の心:感情が上下しているなら、その感情に注目すし開放する
または時間が解決してくれる
品質の最適化
例えば、
- 単純作業を繰り返す練習なら⇒興奮レベルは高い方が効率は良い(例:カフェ等)
- 複雑な作業をする練習なら⇒興奮レベルは低い方が効率は良い(例:自室で耳栓等で励む)
こうすると「騒がしいスタバでの環境」と「静かな図書館での環境」と学習環境は使い分ける必要がありそうですね
直接性/一直線に進む
直接性とは、最終的にそのスキルで実行したいことと合致した練習のこと
例えば、海外旅行で英語を使って食べるものをオーダーするなら、そういった文言の練習を。
食べ物のオーダーを英語でしゃべりたいのに、ビジネス英会話を学んでも直接性が無い といった感じ。
ここでも真逆なのが、学校教育が思い浮かぶ。
では、どうやって直接的に学ぶのか?
授業ではなく、プロジェクトで学ぶ:
ex;ゲーム制作をする上でプログラミングを学ぶ など
没入学習:
ex;学ぶスキルを活用しようとする場に飛び込む。言語学習でその国に飛び込む など
フライトシミュレータ型:
ex;認知機能を使い、何をするか?を判断したり、頭の中にある知識を引き出すような状況
過剰アプローチ:
要求のハードルが非常に高くなる環境に身を置くこと
ex;鬼軍曹の様な先輩からの要求にこたえる など
これらのアプローチで「得たスキルを「どこで」「どのように」使うのか」をイメージすると
より効果的に学べる
基礎練習/弱点を突く
学習の律速段階:学ぶ中で学習が思うように進まずボトルネックになる部分
⇒これをブレイクスルーするために基礎練習を行う
どう行うのか?
前述の「直接性」から「基礎練習」へとアプローチする
- まずスキルの直接練習を行う。プログラミングならコーディングを。文章ならエッセイなど
- 直接的なスキルを分解し、律速段階となる部分や同時並行で学習すると改善が困難になるサブスキルを分解
⇒そして基礎練習を設計し、それぞれの部分を打破するまで個別に練習する - 最後に上記で独立したスキルを複雑な文脈に移す必要がある
基礎練習の設計時の戦術
基礎練習の設計時には3つの問題がある
- いつ何を基礎練習をするか?をどう決めるか?
⇒何が障壁になっているのか?を仮説立て「直接から基礎練習」へのアプローチをし、仮説が正しかったかどうかのフィードバックをする - 改善を本当に実現する基礎練習の設計
- 自分で劣っていることと向き合うので、自分の弱い部分と向き合うガッツが必要
これらに対してのアプローチとして以下などが有効
時間分割
一連のアクションを時間で分割する
ex;言語ならキーフレーズを繰り返す。バスケならフリースローのみ練習するなど
一連の中でわずかな時間しか割かない箇所を基礎練習に充てる
認知要素の分解
一つの要素だけの基礎練習にする
ex;中国語で似た発音の言葉を、自分で喋り⇒録音⇒自分で聞き⇒また喋り⇒録音・・など
コピー
基礎練習対象外はコピーしてしまい、基礎練習のみに焦点を当てられる様にする
ex;似顔絵の練習で他人の絵をコピーすると構図や詳細に描く必要な個所で悩まなくなる
虫眼鏡法
新しいものを作る必要があり、要素も切り離せない場合、他のものより多くの時間を割くようにする
前提条件をつなぐ
あるスキルを実行するために欠けている要素を洗い出しそこに重点を置いて勉強する
何よりも学校授業での「やらされる基礎練習」ではなく、
「自分からやく基礎練習」には苦痛を伴うが、それ以上のリターンが期待できる
基礎練って聞くと、退屈で進んでいる感じがしないけど、過去振り返るとそれは「やらされた基礎練」だった記憶です。
自発的に好きでやっていることに対しての基礎練は進歩/成長を実感できるから楽しいかも。
自分の場合、スノーボードがそれにあたりますね
回想/学ぶためにテストする
思い出すことが最も記憶に定着する っていう、予想外の事実があります。
テストする学生を4つのグループ(Gr)に分け、テスト前に以下の行動に分けた
- 「一度だけ教科書を見る」
- 「何度も教科書を見る」
- 「学習内容を自由に思い出す」
- 「概念マップを作成する」
これらの学生で最もテストの成績が良かったのが、「学習内容を自由に思い出す」Grだった。
2や4とが最も良い結果を得そうだけど、これは予想外。
人は頑張って思い出そうとすると、記憶の定着が進む
他にも強力なツールとしては、学習し数日後にテストを行う。
他にも学習を始める前にテストを行う。これは何がテストに出るのか?が分かるため脳の知識の箱への道ができるイメージ。
これら回想を練習する方法として、
フラッシュカード
要単語帳。言語学習の単語を覚えるのは最適。
逆に、プログラミングの関数を実務でいつ使うか?など状況が変わる場合には不適。
自由再生
学習した後に覚えていることを白紙に書き込みする。
かなり難しいが強い回想を得られる
質問帳
ノートなどを取る際に、質問形式で書き、後で見返すときに回答できるようにする
「調印式は1200年」⇒「調印式は?A:1200年」など。ただしやりすぎるとノートが大変なことになるので本質/各章で1つくらいがよいらしい
課題作成
新たなテクニックを知ったとき、実務でそのテクニックがどう使われるかを示すメモを書く。以降実務の際に役立つ。
参照禁止
ヒントなど探すことを禁止すると、回想に頼らざるを得なくなる。
テストで苦労する不快感から準備が整うまで、テストを避けることが最もNGな行為。
OUTPUT大全でもテストやOUTPUTの重要性から、避けられない学習ルーチンと書かれてました
テスト/回想を自己の得点評価とせず、常に利用し記憶への定着を促すことが大事
どれも、何かしらは経験したことがある内容ばかり。特に学習前のテストは解ける問題が無い場合が多く、苦痛だけども学習する時にはテストが出る箇所を絞られるので時短効果は大きそう
フィードバック
学習を強固にするためにはフィードバックが必要。
ただし、良いフィードバックも悪いフィードバックも必要。さらには強すぎても弱すぎても駄目。
例えば有名コメディアンが、小さな劇場に立ち、新作のネタを試したり
スピーチコンテストに臨む人が、練習でスピーチの結果を評価してもらったり。
これらの反応は決して気持ちの良いものばかりではなく、痛烈な批判も考えられ、心が折れてやめてしまうかもしれないが、返ってくるフィードバックは的を得た指摘かもしれない。
半面に褒められるような場合、本当に直さないといけない箇所の指摘が無く、スキルの習得から遠ざかるかもしれない。
こういったフィードバックを以下の3つにカテゴリーとして分けられる
- 結果フィードバック:漠然的なレビュー
最も効果的なのは一定レベルを目指している場合の合否等。アプローチなどの改善はない - 情報フィードバック:
何が間違っているかを教えてくれるが修正はしてくれない。
ex;語学学習で間違った言葉を作ったときの相手の反応。
プログラミングが走らないエラーの通知とかがそれ。 - 修正フィードバック:
失敗の修正を指摘してくれる。メンター/指導者などがそれにあたる。最も期待したいフィードバック。
これらのフィードバックから、長所/前提条件を深堀することが大事。
ただし以下の4つに注意が必要。
ノイズ
上記で挙げたフィードバックの取捨選択が必要。不要なフィードバック(ノイズ)に悩むことから外さなければならない。
バランス(難易度)
失敗からのフィードバック(修正FB)だけが役に立つわけではないが「成功しすぎる」のも問題
⇒要、難度を調整し、失敗が多すぎるならレベルを下げ、成功が多すぎるならレベルを上げる
メタフィードバック
要、テストを実施し、そのスコアを確認する
フィードバックを迅速に大量に求める
かなりの苦痛/不快が伴うが、必要。
保持/穴の開いたバケツに水を入れない
ここで言う「保持」とは「記憶の保持」の事を指す。
逆に忘れるとはどういうことか?が以下3つになる。
- 記憶の崩壊:時間とともに忘れる
- 記憶の干渉:似ているが異なる記憶同士の干渉
- 手がかりの忘却:上記から記憶につながる鎖が切れる
こういった忘却を防ぐ為に、
どうやって記憶を保持すればよいか?
どうやって記憶を長持ちさればよいか? それを以下に挙げると
間隔反復
詰め込みす学習はせず、長い時間に分散する。長すぎるブランクは忘却するが、
半定期的に反復する機会を作れば忘却を防げる
手続き化
A:自転車は運転できるようになれば忘れない
B:宣言的な知識は文章によってあらわす知識は忘れやすい
⇒如何にAのパターンで記憶するかも効果的。
過剰学習
必要なパフォーマンスを超え、更に練習を繰り返す。
(例えば映画の1シーンみたいに目隠ししてライフルを組み立てるなど)
スキル事態はある一定以上は高くならないが、記憶の耐久性が上がる
補足:
コアプラクティス:中核にある要素を継続的に実践し洗練させる
アドバンスドプラクティス:更に上位のスキルに応用し過学習する
記憶術
キーワード法など。これは自分の良く知っている知識と新たな知識をリンクさせる
ただし長期記憶には向かない
どれもこれも、一度はやったことのある学習法な気がします。
自分がつけたいスキルに合致した方法を都度探すことが大事ですね
直観/構築前に深堀する
こんな話があるそうです。
物理専攻の学生と学部生に分け、物理課題を与えて、どういったカテゴリーの課題なのかを求めた
経験がないグループは、課題の表面的な特徴に注目し
経験豊富なグループは、課題の本質を見抜き素早く終わらせた
こういった本質を素早く見抜く「直観」のスキルを育て方が以下
難しい問題を簡単にあきらめない
難しい問題に取り組み、解決策が見つからず諦めたくなったら「10分のタイマー」をセットし
10分後に再び取り掛かる。
⇒こうすることで意外と解決することが多い
⇒失敗しても、解決策を思いついた時に、どうやってそこに辿り着いたか?が分かりやすい≒回想につながりやすい
証明し理解する
良くある「自分が理解していない事」を「理解していると勘違いする」≒説明深度の錯覚
例えば、紙とペンを用意し、自転車をサドル、ハンドル、ペダル、チェーン、タイヤで書いてみる。予想外のモノが書きあがるのが普通の人
具体的な例から始める
問題を取り組む際、その問題が具体的に実生活等でどう使われるか?等
学生で実験したっ結果でも、単語テストでも単語を確認するだけのチームより
単語の意味を把握し楽しい意味かどうかを調べたチームの方が成績が良い例もある
自分をだまさない
講義の際、質問を恥ずかしがり、自分のレベルが低い事を露呈する事を避ける事は、
理解が不十分である事をぼやかしてしまう。
分かり切ったことでも確認の為に質問することは良いことである。
ここでは説明深度の錯覚は避けたい事象で、その避ける方法が以下
- 理解したい概念や問題を紙の一番上に書く
- 余白を使ってその概念、問題を他の人に教える様に書く
- それができなかった場合、教科書やノート、メンターに戻って答えを聞き人に説明できるレベルになる
この説明深度の錯覚 回避方法については、OUTPUT大全でもあった、
「人に説明する」という行為が、自分自身の知識定着を底上げする事にリンクする内容でした。
このBlogの内容ももっと人にわかりやすく解説できれば、
もっと自分の力になるんだけど・・・(・´з`・)
実験/安全地帯の外に出て探求する
自分のレベルが上がれば上がるほど、実験の重要度は増す。
理由は自身の周りに自分を超えるメンターが減ってくる為である。そこで実験が重要になってくる
実験の3つのタイプは
学習リソースに関する実験
学習法や使用する教材を試し、自部へのベストな方法を探る
※大事なのは実験しようと言う意欲と成果を出すという意欲を持つこと
方向性に関する実験
初期レベルを超えると次に進む方向性に悩む。例えば言語学習の初期を経て、次にビジネス会話の方向を学ぶか、漫画を読めるレベルになるか等
⇒上達に必要なサブトピックを選び、トライし、学習と評価をする。ダメならトピックを変える
スタイルに関する実験
どのリソースを使うか?どの方向性にするか?を経て、どのスタイルにするか?になる。
この正解はなく、メリット/デメリットの中で様々な選択肢ができる
ある程度の習熟レベルになると、遊び心とその遊びでこういった事は出来ないか?という挑戦心が大事だということかと。
実験マインドセット
こういった事に対して、本書では「実験マインドセット」の重要性を挙げてます。まず
- 硬直マインドセット:自分の特性は生まれつきで、改善しても意味がないものと思う事
- 成長マインドセット:自分の能力は自ら積極的に改善していくもの
- 実験マインドセット:上記の機会と可能性に目を向け、実験はそうした成長を実現させるモノ
では、この実験マインドセットで、「どの様に実験するのか?」が以下
コピーして創造
自分の憧れを模倣し、それを分解し、うまく機能する理由が見つけられる
(ゴッホが模倣しまくって他者の絵から研究した手法)
手法を並べて比較
様々なアプローチを試す事で、安全地帯外で実験することになる
新しい制約をつくる
デザイナーに自由を与えると混乱が生まれる。困ると古い習慣に戻ってしまうが、それがベストとはならない。これおを脱するのが制約を与えて、古い方法を使えなくする事。
絵をかくなら利き腕を使わずに書く等。筆を使うことを辞める発見になるかもしれない
スキルを組み合わせる
最高のエンジニア+最高のプレゼンテナー ≒スティーブジョブズ といったように、
二つのスキルで新たな価値や表現方法を生み出す事。
極限を追求する
もう仙人レベルをめざす。バックトゥザフューチャーのドクのレベル
初めてのプログラミングを習得する為、出会った「超・自習法」
「今までとは違う方法」「過去のやり方と決別する方法」を探して巡り合った本でした。
全て今まで何かしらやったことのある手法ばかりでしたが、本を読むことのメリットは
ぼんやりした過去の経験等を、「定義化」してくれる事かと。
この方法を使えば、英語学習の短期化、プログラミングスキルの短期学習、テストの勉強時間の短時間化≒効率化、資格取得の方法を効率化してくれると考えます。
同じように語学やプログラミング習得を前に戸惑っている方が、この記事に止まり、少しでも習得や人生の選択肢の幅を持つきっかけになってくれれば幸いです。
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(めっちゃ長いページになってもうたっ(´;ω;`)!!!!)