WRX snowboard Mk-S 買ってみた
011のX fly SPINに乗ってるときに、Wキャンでカービングする方法を見てから
カービングの気持ち良さに気が付いて・・・
試乗だけじゃなく身銭を切って
ハイブリッドキャンバーのWRX snowboard Mk-S を購入し乗ってみた感想です。
WRX snowboard / Mk-S


(出典:カタログリンク)
この板がお勧めな方:
カービングを始めてみたい
滑走中にトリックを混ぜて、ラントリしたい
カービングメインでグラトリは少し・・・
そんな方向けです。私もカービング寄りの板は初めてでしたが、
むしろカービング初心者向けなんじゃないか?と思うくらい
楽しく簡単に切れるターンが出来ました。
もともとはRICE28の板のラインナップの一つでしたが、
WRXブランドで独立したモデルになりました。
少し古いモデルはRICE28時代のものも見られますが、
基本的にはSPECは変わっていないようです。
特徴
- カービングの板だけど、硬くはなく、センターが柔らかくて扱いやすい
- オガサカ特有のプレートが足下にあるけど、WRX独自の鬼の角みたいなプレートがいい
ノーズのバタつきを、この独自プレートが耐えて切れを出してくれてる感じがします - ハイブリッドキャンバーで、ズラしもできる
- 柔らかいバインはトリック寄り、硬いバインはカービング寄りで両方合わせやすい
- ソールはグラファイトソールでしっかり走る
- ディレクショナルツインで、バインのディスクネジをノーズにずらせばツインの板に

いい所
以下の滑り方がメインの人はこの板一本で対応出来ちゃうコスパのいい板です
- ラントリ ⇒ラントリ特化ボード
- グラトリ ⇒センターが柔らかくグラトリも出来る
- カービング⇒高速域でもばたつかない。
この板は得意じゃないけど、
全然いけるのは
- ジブ ⇒BOXもレールも行けるけど、他の板で良いかも・・・
- 地形 ⇒有効エッジの違いが分かってれば行ける
弱い所
- パウダーも雪の中で切る感じが分かれば・・・
ですね
板の重さ
私は174cmの65-70kg、足は26cm前後で152/154に乗ってました。
※154は手放し済み
板の重さ152が2633g
足下のプレートがゴツイけど、決して重い板ではないですね
カービングの抜けで、板が持っていかれるなんて事は無いです。
しっかりスピードが出てもコントロールできる重さ。
他の板の重さは参考にこちら
乗り比べ
ラントリ特化で言えば、BC StreamのBRAH。
シーズンオフ中に手に入れたので、22-23で遊んで乗り比べます
乗ってみた感じ、BRAHは板の端まで乗るのが簡単で地形もキッカーとかも対応しやすい
対して、WRXは切る/面で打つに特化。逆に板の端に乗るのはBRAHが有利な感じです
mk-Tとmk-Sで迷うときはこちらが参考になります
カービングメインなら、Mk-S
トリックメインなら、Mk-T
両方乗り慣れて、ピーキーな板で遊びたいなら、Mk-W
カービング、トリック以外にも地形や山全体を遊びたいならBRAHですね
種類
主には長さ違いで、
- 138cm
- 142cm
- 148.5cm
- 152cm
- 154cm
太文字下線までがレディース用。
20-21以降はデザインは変わらず、ロゴの色が違うような感じです。
まとめ
グラトリは誰かと滑ってないと中々うまくなれない・・・
でもカービングならある程度一人でも練習できる!
そう思って、購入したWRX Mk-s。
決して上級者向けではなく、むしろカービング初心者の方に手に取ってほしい板です。